【321日目】インターナショナル保育園ボランティア🌎
今日は2度目のインターナショナル保育園ボランティア!
前回は朝のサークルタイムにおじゃましたため、 今回は午後のサークルタイムから参加させてもらうことに。
だけど、食後のタイミングだったからか、 最終日の先生がいたからか、サークルタイムはなく…
何のアナウンスもないまま、 子どもたちは自由遊びを開始していた。
活動はアート、ミニチュア、 クラフトなどいくつかの分野に分かれており、多岐にわたる。 活動分野によってスペースが区切られており、 毎朝子ども自身が自分の活動を自分で選択するスタイルだ。
各ブースの中にも更に活動がいくつかあり、 子どもたちはブースを選んだ後、 その中で何の活動をするかを更に選択する。
今は夏休み期間の合同保育のため、 完全なカリキュラムの遂行ではないらしいものの、
子どもが自己選択できる環境をはとても興味深いと思ったし、 カリキュラムに示された分野の幅広さ、細かさも興味深かった。
それに、この園ならではの環境かもしれないが、
壁面装飾も子ども主体で制作されているのが感じられる構成だし、
工作もアイデア豊富で本格的!
例えば、工作で携帯電話を作った横に、 子ども一人ひとりのIT機器についての意見が書かれていたり、
手作りの大きな植物ポスターをつくり、“根““茎” などの名称が明記されると共に、 植物が成長する仕組みが紹介されていたり。
これらを先生ががんばって作ってるんじゃなくて、子どもが主体になってアイデアを出し合って作っているところがポイント。
しっかりと内容に踏み込んだ学びをしていることが、 すごくよく伝わってきた。
アメリカのThanksgiving Day、中国の旧正月、アイルランドのSt.Patrick’s Day、 日本の子どもの日…というように、 世界中の文化的季節的な行事を広くまんべんなく子どもに紹介し、 それにまつわる活動を子どものアイデアを元に考え、祝っている。
子どもたちは日常的に、世界中の文化的慣習を知り、理解し、 親しめる環境の中にいる。
その環境がすごく素敵だな〜、と心惹かれた。
(インターナショナルスクール自体が初めてやからわからんけど、 もしかしたらどこもそうなんかな?)
だからからか、子どもたちも
「どこの国から来たの?」(名前より先に国を聞く)
「僕は中国人だけど、日本の言葉をいくつか知ってるよ」
「日本はアジアだから、僕の国と同じグループだね」
など、『日本』 という国や文化に対する興味や食いつきが具体的かつ積極的だ。
(フィンランドの他の園の子の場合、『日本』 って言われても全然ピンとこないからリアクションが特にないのが普通だったりする)
新学期が始まってからの本格的なカリキュラムもぜひ見させてほし いと思いつつ、
夏休み中の合同保育ならではの自由でゆったりとした活動も、 ある意味このタイミングしか見られないから子どもたちと一緒に楽 しんだ。
おうちごっこをしたり、
一緒に絵を描いたり、
粘土(Foam clayという面白い感触のもの)でお寿司をつくったり。
そして夕方は外遊び。
この園も7月は休園するから、今日が今学期最後の訪問。
8月か9月、またおじゃましたいな〜。
Kiitos, Hyvää kesä loma!☀️