【367日目】Hämeenlinna、戦車博物館、刑務所博物館!
今日は友だちと車でHämeenlinna( ハメーンリンナ)へ!🚙💨
あいにく晴れ女の力は雨男の力に負け、朝から雨☂️
雨があまり降らないフィンランド、 特にこの夏は水不足になるくらい降らないから、ほんと久々の雨。
なのに降るとか……雨男の力半端ない。
暑さも今週から落ち着いてきたから、雨やと少し肌寒い。
今日の目的地、 ハメーンリンナはヘルシンキから北へ100キロほどの場所にある 町。ハメーンリンナは地名でもあるが、直訳すると“ハメ城”。 中心部には中世に建てられた古城があり、 今回の訪問目的地の一つでもある。
フィンランド語の先生が前に授業で紹介してくれてオススメしてた から、結構楽しみ♫
まずはPanssari museo(戦車博物館)へ!
Panssariはフィンランド語で鎧という意味らしい。
主にロシアとの戦争時代の戦車が、 各時代ごとにたくさん展示されていた。
中には銃弾の跡が多数あるものや、 一部が欠けているものなどもあり、戦争時代の爪跡も感じた。
軍隊に勤める友だちが、 装備や歴史のことなどを詳しく説明してくれたので、 戦車のことを全く知らない私もより楽しめた。
いくつかの戦車は中に入ったり上に登ったりでき、 ちょっとした探検みたいで楽しかった!
その後は、ハメ城へ!
トゥルクやエストニアのお城同様、中世の雰囲気を残しつつも、 なんだかトゥルク城とは違った雰囲気もあった気がする。
南ヨーロッパの豪華絢爛な中世文化とは違い、 北欧の中世文化はデザインや基調がとてもシンプルで質素。
中には当時の衣装を着れるブースもあって、コスプレ& 写真撮影でテンション上がった!😍✨
お城内外を見学した後は、隣にある刑務所博物館へ!
フィンランドには変わった博物館が多く、ここもその一つ。 名前を聞いたことがあって、地味に気になっていた。
ここ、 なんと1993年まで実際に刑務所として使われていた場所。 たった25年前!
実際の独房?の個室一つ一つに、 パネルや当時使っていたものなど色々な展示があり、 独房での生活がどのようなものかを紹介していた。
150年ほど前からの、各時代ごとの独房内の様子(レイアウト) も再現されていた。
昔の独房は、ベッドとテーブルがあるだけの、“the独房” って感じのシンプルな空間。 こんな何もない場所で何年も一人閉じ込められたら… と想像すると恐怖でぞっとする。絶対頭おかしくなりそ…
しかし現在の独房は、テレビやラジオもあり、 絨毯やインテリア小物も自由に並べられてて、 独房というよりはまるで小さなアパートの一室みたいな快適な感じ !フィンランドの拘置所は、世界的にも手厚い環境( 人権保障によって)だと聞いていたが、 確かにこれなら不便なさそう。
しかもこの刑務所、なんとサウナもある!色んな意味で、 さすがフィンランド!
サウナにシャワー、 トイレも独房内ではなく共同だったこともあり、 ここには比較的軽い犯罪者が入ってたのかな、と思った。
だけと地下には、ドアの向こうに更に頑丈な牢の入り口があり、 トイレもある独房もあった。 雰囲気も他とは少し違い薄暗く重い感じで、すごく怖かった… きっとここは、 すごく重い犯罪を犯した危険な人が入れられてたんだろうな…
本当はこの後、隣接する軍隊博物館も見に行く予定だったのだが、 予定が押してしまったため今回は割愛。。
代わりに、いい景色が見渡せるとオススメの展望台へ!☀️
展望台自体も、高台に位置する。あいにくの曇り空やったけど、 登る前に見た景色も十分きれい!
遠くまで続く雄大な森、湖……
まるで、飛行機から見たみたいにどこまでも続く豊かな大自然! すごい!
Theフィンランド!
The北欧!
って感じの景色!
石造りの展望台を登ると、更に遠くまで見渡せる。
これ、晴れとったら相当やばいやろーなぁ…!!
いつかまた、晴れた時に来てみたいな。
帰り道、ヘルシンキ方面から北上する雨雲とすれ違ったため、 フロントガラスが見えなくなるくらいの大雨。
けどそれを抜け、無事ヘルシンキへ。
前回食べそびれた美味しいケバブを食べ、 久々にバーで一杯飲んで帰った。
今日一日楽しかったな〜!
またいつか、晴れた日にハメーンリンナに行けますように♫