Suomika Diary🇫🇮

フィンランドのヘルシンキでオーペア(Aupair:住み込みのシッター)をしながら現地で保育園ボランティア👶 フィンランド人ホストファミリーとの生活、フィンランドの保育園のこと、日々の生活を綴った日記📖

【392日目】Päiväkoti Ruusu

今日は先週行ったpäiväkoti Ruusuへ。
今日はプレスクールを中心に見学させてもらった。
 
2日連続のプレスクール。
改めて、小学校隣接型とは雰囲気が違うなぁ、と実感。
 
今日の主活動の一つは、石を教材にしたもの。
色々な形、手触り、温度のものを並べて用意し、それらを触って比べて確かめて、十分な時間を使って言葉に表す。その後、粘土を使って好きな石を模したものを作る。そしてその粘土を組み合わせて、何か別のものを作る(見立てる)という活動だ。

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目的は、石のさまざまな感触の違いを感じることと、
粘土で色んな形状を作るためのテクニック、手先の使い方を知ることだそう。
 
前半と後半で、違う先生が担当していたため、2回とも見学した。
先生によって進め方や言葉かけの仕方、雰囲気づくりが違っていて、面白かった。
 
使っている石も、モンテネグロ産の石からビーチでの散歩でみんなで拾ってきた石まで、様々。
レッジョエミリアの要素を取り入れているだけあって、教材も幅広くアンテナを張って集めているよう。
 
他にも、似顔絵を描いたり、ポートフォリオを制作したりする活動があった。
 
保育園でもプレスクールでも、ハサミを使った活動がよく行われている。
先生たちは、子どもたち一人一人の作業の様子をよく見て各子どもの手先の発達段階を把握し、誰にどんな練習(活動)が必要かを把握できるようにしているのだそう。
だからこそ、先生が毎日課題をいくつか選び、各子どもと相談してその日の活動を決めているのだ。できるだけ一人ひとりに合った必要な活動が提供できるように。
 
自由な雰囲気は、日本の保育所とも似ているけれど、活動内容(システム)は、日本の集団保育とは少し違う部分も多いなぁ。
少人数制、大人の数が十分に足りているからこそできる、細やかなやり方なんやろーなぁ。
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